選手育成

試合会場を訪れるたびに、多くのことを考えさせられます。この場の指導はいったい誰のために、何のためにあるのか。そして選手育成に携わるコーチの主眼は、どこにあるべきなのか。

選手育成

なにかに追われるように、コーチは日々指導現場に立ちます。気がつけば1年が過ぎ、そして繰り返される同じサイクルが3回終わると、選手たちはクラブを去っていきます。ここで選手たちが得たものは、いったい何でしょうか。コーチが彼らに伝えたことは、その先の彼らの人生にどんな影響を及ぼすのでしょうか。

これらのことを深く掘り下げて考えるのは、プロクラブだけの責任なのか。それとも、草の根レベルのコーチたちも考えるべきなのか。あるいは協会や連盟といった、組織が整理するべきことなのでしょうか。

主眼

多くの選手が見せる、試合会場の中の姿と外へ出た時の姿の違いに戸惑います。コーチがいる場所と、コーチの姿が見えない場所での振る舞い方の違いに大きな疑問を感じます。

なんども繰り返し見ました。18分30秒から約3分間の間に語られた言葉は、選手育成の真実を語っているように聞こえます。

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