子どものリアルを見てください
いろんな思いが溢れてきます
Silent League
サイレントリーグではベンチにコーチはいません。荷物置き場にも、作戦タイムの時にもいません。サイレントリーグはすごくシンプルで、フィールドに指示してくれるコーチがいないだけです。つまり、試合のことは子どもたちに、ぜんぶお任せするというのがサイレントリーグです。
トラブルが発生しても、解決するのは子どもたち。そんな時の子どもの決断や行動は、とても興味深いらしく、コーチにはいろんな発見があるそうです。
「あの子がキャプテンをやれるとは、思いもしなかった」と笑いながら話してくれたベテランコーチもいました。
サイレントリーグは、子どもたちのアイデアを積極的にとり入れてきました。たとえば選手の出場時間や、休憩時間の過ごし方などです。良かれと思っていたいくつかのルールは、子ども社会では受け入れられませんでした。
だけど、彼らのストレートな提案のおかげで、よりリアルな子どもだけのサッカー大会の実現に、一歩ずつ近づいてきています。
「子どものリアルな姿に、自分の姿を見た」と話してくれたコーチがいます。また「行き詰まった子どもたちを見ると、まるで自分の姿を見ているよう」と振り返ったコーチもいました。
そして「勝ち負けより、もっと大切なことが足りていない」と話すコーチの言葉は、指導の奥深さを感じさせてくれました。
Silent Leagueは登録商標です【登録第6489893号】